日別アーカイブ: 2014年8月1日

首から上の…。

自律神経と肩こりの関連性について以前書きましたが、

その中でも首の症状、

つまり「頚部の筋肉の過緊張」、「頚椎の可動性の減少」が

特に顕著なものだと言えます。

 
それは、症状を感知するセンサーの役割を担う、
・気圧の変化を感知する「内耳」
・自律神経をコントロールしている「視床下部」
・ホルモンの分泌をコントロールしている「下垂体」
この3つが全て「首から上」の頭蓋内に

存在していることと関連しています。

 
その頭蓋と身体(躯幹(くかん))を繋ぐ「頚椎部分」が

非常に重要なパーツとなる訳です。
逆に言えば「頚椎部分」が

過剰で、そして最もストレスがかかる部位である。

とも言えます。

 
その為に頚椎、

特に「環椎」、「軸椎」(頚椎1番、2番)と後頭骨の

位置関係を整えることは、症状を緩解させる上において、

最も大切な施術方法の1つと言えます。

 
それに、
・頭部の重みを支える役割の

「隆椎」(頚椎7番)。
・骨格筋で唯一、脳神経(副神経)の支配下にある

「胸鎖乳突筋」。
・その筋肉に関連する

「第一肋骨」、「側頭骨(乳様突起)」

 
のバランス(エネルギー的な)を調整することも、

重要なポイントとなります。

 
頚部以外の重要な調整ポイントについては、

また次回に。