低気圧とアレルギー症状。

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気圧が低下すると、血管が拡張する。だけではありません。

これに加えてヒスタミンという体内物質の分泌による追い打ちがあります。

 
ヒスタミンは外部からの刺激があると肥満細胞から分泌され、

免疫活動に指令を出す働きをします。
しかし、この働きも過剰になれば、

いわゆるアレルギー症状の原因となります。

 
最近の研究結果で、気圧とヒスタミンの分泌の関連性が

ある程度、解明されてきました。
それは、人間は低気圧に晒されると

ヒスタミンの分泌が増加するというものです。

 
低気圧時には、副交感神経の過剰な働きに加えて

ヒスタミンの過剰な作用も合間って「体調不良」がひどくなります。
・免疫の過剰反応→アレルギー症状

(鼻水、くしゃみ、痒み、喉の腫れ等。)

・血管浸透性が増す。
血管から水分が滲み出る。→いっそうむくみが強くなる。

・血管拡張作用→いっそう血圧が下がる。
といった症状が表れます。

 

※低気圧によるヒスタミンの分泌促進に付いては、

まだ詳細な仕組みは解明されたわけではありませんが、

急激な気圧の変化を「外部刺激」と捉えているのでは…

と考えられています。

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