姫路神社 奉納演武

Share on Facebook

姫路神社は、姫路藩の後半を統治した

酒井家の歴代藩主と酒井正親を祀った県社です。

 
明治時代の廃藩置県に伴い創建され、

昭和2年に現在地の姫路城内の官有地に移設された、

まだ比較的新しい神社です。

 
同じ姫路城内にある「英霊」をお祀りしている

姫路護国神社とは、また別になります。

 

 

その姫路神社で5月3日に姫路古武道連盟による

奉納演武が開かれました。


「糸東流空手」や、「本體楊心流柔術」など6団体が参加し、

神前にて演武(演舞)を披露する…というものです。

 
当日は、城内外でさまざまなイベントが催されていたのと、

あまり知られていなかったせいもあってか、

境内はひっそりとしていました。

 
私もそのうちの1つ、黒田藩御留流、

夢想権之助創始の「神道夢想流杖術(道)」に

参加させて頂きました。
(まだ入門したてで見学で…ですが。)


夢想権之助は、伊藤一刀斎、佐々木小次郎と共に

漫画「バガボンド」の17〜19巻にチラッとだけ登場しています。

 
この時は、田舎から出て来たばかりの「若造」ですが、

後に宮本武蔵と闘い、破れ、

筑前宝満山の竈門(かまど)神社に篭り、

神託を得て「杖術」を開眼し、武蔵と再びまみえ、

ついには破った(引き分けた?)と言われています。

 
江戸時代の初めの頃の話ですね。

 

神前での演武は、見ていても身が引き締まる思いがしました。

 

 

次回は8月に、書写山圓教寺にて執り行われる予定です。
また見学での参加になると思います。

 
何年後になるか分かりませんが、

いつかは、見る側では無くて、

 

演じる側として参加したいものだ…と思います。

コメントは受け付けていません。