五月の熱中症

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ここ最近、気温が25°cを超えるいわゆる夏日が増えて来ました。

それに伴って熱中症で搬送される高齢者の方が

少しずつ目立ち始めています。

ニュースでも取り上げられていますが、

5月でも熱中症に罹る可能性があります。

 
5月の熱中症、その特徴と問題点とは?
それは、「慣れていない。」と
「気付いていない。」の2点です。

 
高齢者の方は特にそうですが、

急激な気温の変化に身体が慣れていない、

と言うか対応しきれていません。

それと衣類などの環境面でも変化に戸惑いが見られます。

衣替えが十分で無かったり、朝晩はまだ冷んやりするから、

寝具は冬のままだったり、日中、日差しが強くてもまだ、

日傘まではいらないでしょう。

何て言う、「まだ5月だから」と言う心理が働いて、

それが変えって邪魔をしたりします。

 

 
それと同じで、風邪でも無いのに、何となく熱っぽい。

頭がボーッとしたり、時には頭痛や、めまい、中には手足の痺れを感じたり。

そんな状態でも頭に浮かぶのは、最近流行りのアレルギーの症状なのかな?

やっぱり風邪を引いてるのかな?
と言う具合で、先ず熱中症を疑う方は、ほとんど居ないのが実情でしょう。

 
この時期、真夏の暑い日の様に

水分を小まめに摂るという事はまずありません。

特に高齢者の方は、夜中にトイレに起きるのが嫌で、

出来るだけ水分を摂らない様にされている場合もあります。

 
また季節がら、いろんな物が飛んでいて、

埃っぽいので窓を開け無い様にされていて、

外に出れば爽やかな風が吹いているのに、

部屋の中は湿気でモワァッとしているのに気づかない。

何てこともあります。
気温が25°cに達して無くても、

湿度が高いと熱中症になる可能性はあります。

1番大切なのは、五月でも熱中症はあるんだ。と認識しておく事です。

 
そこで、杏林堂でも受付のところに置いてある「飴ちゃん」のラインナップに
「トマト飴」が新たに加わりました。
適度な塩味と、夏野菜特有の水分タップリのトマト。

飴ちゃんでどれほどの効果が期待出来るかは分かりませんが、

良かったら治療帰りにお試し下さい。

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