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月別アーカイブ: 2015年7月

芦屋サマーカーニバル’15

昨日、気象庁から発表された三ヶ月予報によりますと、

気温、雨量ともに平年並み…とのこと。

 
昨今の異常気象を考えると、

予報通りに「平年並み」で推移してくれれば、

なによりなんですが…。

 
降り続いた雨が上がった途端に、

照りつける太陽が戻って来ました。
やっぱり、祇園さん、天神さんには

蒸し暑い「夏」がお似合いです。

 
今日25日は、「第37回芦屋サマーカーニバル」が

芦屋市陽光町にある芦屋市総合公園、

潮芦屋ビーチで開催されます。

 

 

市民のボランティアによって執り行われる芦屋サマーカーニバル。
市民によるステージやイベントもあり、露店も出店します。

 
19:50〜20:30には約6000発の花火も打ち上げられます。
(縁日とステージイベントは13:00〜21:00まで)

 
毎年、BGMや効果音とのコラボで

ロマンチックな雰囲気を演出している花火大会に、

今年は「和太鼓」とのコラボも加わり、

さらにパワーアップ…の予定。

 
JR芦屋駅、阪急芦屋川駅、阪神芦屋駅からバスが出ています。

*済みません。今年から臨時バスは廃止になりました。

最寄駅から、徒歩でお願いします。

 
当日は、混雑が予想されます。

交通規制もありますので、

事前にHPやサイトなどで確認の上、お出かけ下さい。

梅雨明けした…はず?

20日の海の日に梅雨明けしたはずが、

昨日、今日と本当によく雨が降ります。

 

 

今週末から次の台風、12号が日本列島に接近する可能性があって、

お天気の方がまたどうなるのか?分からない状況です。

 

 

そもそも、例年なら9月頃に上陸することの多い台風が、

今この時期に連続でやって来ること自体が異常で、

本当に不安定な天候が続いています。

 

 

前回の台風11号が接近した際に

京都の祇園祭が中止or延期になるか?

取りざたされていましたが、最終的には

無事?(無理矢理?)執り行われました。

 

 

明日24日は、後祭。
どんなことがあっても、まず中止になるようなことは無いはずです。

祇園祭が過去、天候が原因で中止になったことは一度も無い…からです。

 

 

明治17年(1884)に、大雨で道路が損傷した為に、

後日に延期になったのが唯一の変更だったそうです。

 

 

天候以外での中止は、過去に

 
⑴応仁元年〜明応8年(1467〜1499)に「応仁の乱」の為。

⑵昭和18年〜昭和21年(1943〜1945)に太平洋戦争の為。

⑶昭和37年(1962)に阪急電鉄地下延伸工事の為。

 

 

また、元治2年(1865)、禁門の変の為に、

明治45年(1912)、明治天皇容態悪化の為に、

それぞれ前祭、後祭のみの中止がありました。

 

 

その他に、本能寺の変やコレラ流行などで

幾度かの延期はあったそうです。

 

 

祇園祭が中止される時というのは、

京都の、いや国家の存亡に関わるような

一大事が起こった場合に限られる訳です。

 
逆に、祇園さんが中止になるようなことがあっては困る…

とも言えるのです。

 

 

しかし、その例からすれば、

昭和37年の阪急電鉄地下延伸工事って、いったいどうなん?

梅雨が明けました。

先週の金曜日に、西日本の各地に豪雨をもたらした

台風11号が駆け足で通り過ぎていきました。

 
芦屋市でもその前日から強い風が吹き始め、

夜半から雨も加わり17日から18日の朝方まで

かなり強く降り続いた為に、

市内を流れる芦屋川の水かさが、

橋桁すれすれのところまでになりました。

 

 

昨年の夏の大雨で、土砂崩れの被害にあった

「芦有道路」が、つい先日、ようやく復旧したばかり…。

 
心配されていた被害も今回は、どうやら大丈夫なようでした。
これで、有馬温泉までのバスが一年ぶりに開通し、便利になります。

 

 

しかし、JRは台風が過ぎ去って後も

ダイヤは終日乱れっ放しで、

連休初日の足におおきな影響を及ぼしました。

 

 

そんなこんなで、昨日20日の「海の日」に

近畿地方はようやく梅雨明けをしました。

 

 

毎年のことながら、

海の日、梅雨明け、即、夏休みのパターンです。

 

 

これからは本格的な「夏」にシフトチェンジ。

 

 

今年は当初、エルニーニョの影響で

長雨の冷夏の予想でしたが、実際はどうなんでしょうか?

 

 

今週末は、祇園さんに天神さん、

そして同じく25日の土曜日に

芦屋サマーカーニバルが催されます。

 
台風12号が気になるところですね。

湿気った身体に良い食材と水。

梅雨時、つまり湿度の高いこの時期に

摂ると良い食材を紹介してみます。

 

 

⑴利尿作用のある食材
小豆、冬瓜、緑茶、アサリ、キュウリ、トマトなど。

 

 

⑵発汗作用のある食材
生姜、ネギ、シソ、わさび、ペパーミントなど。
香味が外湿で塞がった毛穴を開く作用がある。
また身体を温め、食欲増進作用を期待出来る。

 

 

⑶気のめぐりを良くして、イライラやストレスを緩和する食材。
オクラ、ワカメ、セロリ、ニンニク、クラゲなど。

 

 

また、身体にとって良い「水」とは…。
それは、「体温に近い、ただの水」です。

 
体温に近いというのは、つまり「ぬるま湯」のことで、

飲みごたえという点ではもう一つかもしれませんが、

身体に負担をかけないことがベスト…なのです。

 
こんな冷たくも無く、熱くも無い水のことを
東洋医学では「陰陽水」と呼びます。

 

 

そして「ただの水」とは、無料の水のこと…ではありません。
無味無臭、何の味も、細工も加えられていない、

いわゆるただの水のことです。

 

 

甘い、辛い、味が濃い、刺激が強い、

或いはキンキンに冷えたジュースやビール、

お酒やアイスなどは、ただの水とは呼べません。

 

 

つまり、身体にとって良い水とは、体内環境に近い水。

 
違和感無く吸収できて、胃腸への負担が少ない…

そんな水を適度に補給するように心がけましょう。

内湿の対処法。

身体が湿気る…つまり体内に余分な水が留まっている状態。

 

 

水分の循環を良くして、悪い老廃物の溜まった水分を排出し、

新しいキレイな水を取り入れることが重要です。

 

 

そのためには、
⑴汗をかき、代謝を良くすること。
適度な運動や、半身浴、サウナ、入浴などでしっかりと汗をかき、

そのうえで適度な水分を摂るように心がけましょう。
※お酒などのアルコール類は、体内の水分を奪うので注意。

 

 

⑵身体を温める。
冷えは、体内に水分を留めてしまう原因の一つです。
外湿により汗が排出されにくなり、

また汗をかいた状態でエアコンなどにあたり汗が乾き、

それが冷えの原因にもなります。
汗をこまめにふいたり、着替えたりも必要です。

 
温めること、そして冷やさないことが肝要です。

 

 

そのうえで、冷たい飲み物や生もの、甘いもの、油っこいもの、

味が濃いものは出来るだけ避けるようにして下さい。

 
胃腸の負担が少ないものを選びましょう。

 

 

食事や水分の摂りかたについては、次回に詳しく説明します。

外湿と内湿

湿気(湿度)は私たちの体調や、

生活における快適さに影響を及ぼします。

 
東洋医学では、人体に影響を及ぼす

湿気(湿邪)を大きく2つに分けて考えています。

 
⑴外湿(がいしつ)
⑵内湿(ないしつ)

 

 

外湿とは身体の外側、つまり大気中の湿気(湿度)のことを指します。
空気中の湿度が高いと人体にさまざまな影響を及ぼします。

 

 

内湿とは、体内の湿気(水分)。
水分の「量」だけで無く、その「質」も関係します。
体内の水分代謝の異常や低下によって

蓄積された余分な水…のことです。
「水毒」とも呼ばれます。

 

 

この外湿と内湿はお互いに無関係では無く、

空気中の高い湿度が内湿体質の方に影響を与えます。

 

 

大気中の湿度は、エアコンなどで調整するとして

(環境要因については次回に…。)、

まずは内湿=体内の水分代謝の改善について説明していきます。

 

 

体内の水の流れをよくする方法は、これも大きく分けて2つあります。
⑴水分量の調整
⑵水分の質の選択

 

 

水分量の調整は、取り入れる量(飲む、食べる)と、

排出する量(汗、オシッコ、ウンチ)のバランスのこと。

 

 

水分の質の選択とは、どんな水が身体にとって

負担の少ない優しいものか?ということです。

 

 

詳しくは、次回に続きます。

湿度と体調の関係

天候によって体調や症状が左右されることを気象病と呼び、

 
その原因として、
⑴気温(寒暖差)
⑵気圧(特に低気圧時)
⑶湿度(高、低共に)
の3つがあります。

 
⑴寒暖差と⑵低気圧時については、

すでに説明してきましたが、

今回は「湿度」について…です。

 
湿度は高過ぎても、逆に低過ぎても

身体に何らかの影響が表れます。

 
一般に40〜60%程度が快適な湿度とされています。

 
40%以下だと、乾燥して皮膚や粘膜が乾きやすくなり、

風邪などの感染症を引きやすくなります。
また、交感神経が優位となり

頭痛、肩こり、イライラなどの症状が表れやすくなります。

 

 

逆に70%以上になると、副交感神経が優位となります。
副交感神経優位だと、身体にとって良いのでは?と思われますが、

特に近年では晴れと雨を頻繁に繰り返すことが多く、

気圧の変化も激しいために

自律神経の乱れも急激なものとなりがちです。

 
その為に、副交感神経優位

つまりリラックスモードが極端になり、

無気力、身体がだるい、食欲不振などの症状として表れます。

 
日本は四方を海に囲まれ、湿度が高くなりがちな環境にあり、

その為に身体の内部環境もその影響を受けやすくなっています。

 
湿気の影響で汗腺が覆われ、汗が出にくくなり、

体内に水分が溜まりやすく、水分代謝が悪くなります。

 
その結果、血液の流れも悪くなってしまいます。

 
漢方では、このような体調に影響を及ぼす

過剰な湿気を「湿邪」と呼びます。

 
湿邪は「脾臓」を傷し、気の流れを阻害して、

胃腸の働きが悪くなり、老廃物を身体に溜め込ませます。

 
そして湿邪は重く、下に溜まり易い性質があり、

特に下半身に影響を及ぼします。

 
そのために、食欲不振、消化不良、下痢、胃が重苦しいなどの症状や、

身体がだるい、脚がむくむ、足先が冷えるなど、

またやる気が出ない、集中力が続かないなど…

さまざまな症状が表れます。

 

 

では、その対策としてはどうすれば良いのでしょうか?

 
次回に続きます。

梅雨どきの体調管理

雨が降り続き、じめじめしがちな梅雨どき。
長雨のせいで、外出も滞りがちに。
明るい晴れ間が少なく、湿気が多く、

気分までが何となく湿りがちに。
身体の方も、だるく重い感じになります。

 
6月初めの梅雨入り直後は雨足もさほど強くなく、

降ったりやんだりの時期が続いていたのですが、

7月に入ってこのところやっと梅雨らしい梅雨?になってきました。

 
梅雨の時期、長雨が続く場合は

反動として、日照時間が短くなります。

 
その為に、最高気温と最低気温の差があまりなく、

肌寒く感じることがあります。
「梅雨寒(つゆざむ)」、「梅雨冷(つゆびえ)」とも呼ばれて、

この時期結構、身体の冷え、

特に足先の冷えを感じやすくなっています。

 
また梅雨の間の晴れ間、

「梅雨の中休み」や「梅雨晴れ」の日は、

気温が上がり「高温多湿」になります。
その為、却って不快指数が上がり、ダルさが増します。

 
また、こんな日は「熱中症」にも注意が必要です。

 
梅雨時の体調不良の原因としては、

先ずは「湿気」が挙げられますが、それだけに留まりません。

 
雨が、降っている=低気圧であること。

 
そして、日照時間が極端に短いこと。

 
更に、湿気が多いために、

カビやダニが発生し易くなっていること。

 
高温多湿なため、汗をかきやすくなり身体の表面が冷えやすい、

またはアレルギーなどの皮膚疾患の症状が悪化しやすくなります。

 
その他、喘息などの呼吸器疾患、

身体のだるさ、むくみ、疲れやすさ、

頭痛、肩こり、胃腸障害などの自律神経症状も現れます。

 
また、この時期「食中毒」にも注意が必要となってきます。

 

 

そんな梅雨時の体調管理について、

次回からいろいろな観点から書いていきたいと思います。

良いウンチの条件

自分の腸内環境を知る上でも、

便の状態を観察することは大切です。
便が、次の6つの条件を満たしていれば、

腸内環境は良好である…と言えます。

 

 

⑴1日1〜3回の排便があること。
毎日きちんと食事を摂っていれば、

1回以上あるのが当たり前のこと。

 
便秘ぎみでは、良好な腸内環境とは言えません。

 
⑵いきまずに気持ちよくストンと出ること。
80%の水分を含む便なら、

気張らなくてもスルッと出るはずです。

 

 

出にくい場合は、便秘ぎみで

便中の水分が少く硬くなっているからです。

 
⑶トイレにポトンと落ちた時に水中で

パッとほぐれて浮かぶぐらいがちょうど良い硬さ。

 
塊にならずに初めからほぐれて出てくる時は、

水分が多くて下痢ぎみになっています。

 
水中に沈んで浮かび上がらないのは、

水分が少く便秘ぎみと言えます。

 
⑷適正な排便量は食事の量によって変わりますが、

一日合計で約200〜300g出ればOK。

 
体重差で測って推定する場合は、

一緒に出るオシッコの量(250〜300g)も計算に入れておくこと。

 
⑸色合いは、黄色から黄色がかった褐色が、良好なしるし。

 
黒っぽい色が続く場合は、悪玉菌が多く

腸内で腐敗が進んでいる恐れがあります。

 
野菜の摂取が少く、お肉ばかり食べていると

便は黒っぽくなりますし、大腸ガンなどで出血を伴う場合は

鮮血で変色することもあります。

 
⑹最後に重要なのはニオイ。

 
善玉菌が大部分を占める

赤ちゃんのウンチは臭くないと言われていますが、

大人でも善玉菌が優勢で腸内環境が良好ならば、

嫌なニオイは少なめなはず。

 
便やオナラが異常に臭い時は、

腸のSOSと考えた方が賢明です。

「便」は身体のお便り。

今日は、「便」つまりウンチのお話です。

 
このところずっと、腸の働きについて書いてきました。

 
腸内環境を整えることが健康にとって如何に大切か…ということは、

十分理解していることではあるのですが、

実際問題自分の腸が、今どんな状態になっているのか?

自分自身で、腸の内部を覗いて、

見て確かめることは不可能なことです。

 
そこで、腸の状態を知る上で大切なのは、

毎日トイレで出している「便」を観察すること…です。

 
そう、「便」は腸内環境を知らせる

身体からの「お便り」というわけです。

 
そのお便りは文字で書かれているわけでは無いので、

その状態から察するしかないのですが…。

 

 

健康な便は、80%が水分で残りの20%が固形成分です。
そして、その固形成分のうちの約3分の1は食べカスで、

あとの3分の2が生きた腸内細菌と

腸壁から剥がれ落ちた粘膜などからなります。

 
便の状態…というお話ですから

先ずは、便が出ていることが必須条件になるのですが、

現実は便秘ぎみ…という方が、割合的に非常に多いです。

 
ある調査によると、30代、40代の女性の過半数が

「自分は便秘体質だと思う。」と答えているそうです。

 
具体的には、その排便回数は2~3日に1回の方が約35%、

4〜6日に1回の方が約7%。
中には下剤を使って、土、日曜でまとめて出す…という方も。

 

 

排便は毎日あるのが、とりあえずの基本。

 
便秘体質の解消法については、

また別の機会に書いていこうと思いますが、

今回はひとまず排便があるということを前提に、
腸内環境にとって理想的な「便」の条件について書いていきます。

 

 

続きます。