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日別アーカイブ: 2014年11月22日

寒暖差アレルギーの見分け方

この時期、くしゃみや鼻水、鼻詰まりなどの症状があっても、

それが「寒暖差アレルギー」だと気づかない方も、

多く見受けられます。

 
そこで、症状のよく似た

「風邪」、「花粉症」と比較してみましょう。

 

 

<発熱>
・風邪…熱がある。(ウイルス感染の為)
・花粉症…発熱は無い。
・寒暖差アレルギー…発熱は無い。

 

 

<鼻水の色>
・風邪…黄色い色がついていることが多い。(白血球の死骸)
・花粉症…透明でサラサラしている。
・寒暖差アレルギー…透明でサラサラしている。

 

 

<目の炎症>
・風邪…特に無い。
・花粉症…充血していることがある。(かゆみがある)
・寒暖差アレルギー…特に無い。

 

 

その他にも、花粉症や寒暖差アレルギーは

症状が長引く傾向があり、

良くなったり悪化したりを繰り返すことが特徴と言えます。

 

 

上記のように、風邪かどうかは、

発熱や鼻水の色などで分かりやすいのですが、

花粉症の場合は、目のかゆみも

ある人と全く無い人がいる為に、

なかなか見分けにくくなっています。

 

 

花粉症と寒暖差アレルギーの決定的な違いは、

原因となる物質(植物)が有るかどうか?です。

 

 

春先のスギやヒノキ、

秋になればヨモギ、ブタクサ、セイタカアワダチソウ、イラクサなど…。

 

 

秋の花粉症は、道端や空き地、河川敷などに

生えている「草花」の花粉が原因です。

 
このような植物は、背の低い草花が中心で、

花粉の飛散距離が長くありません。
したがって、原因となる植物に近付かないこと…が

一番の予防対策となります。

 
専門の医療機関で、

原因物質を特定してもらうことが大切です。

 

 

しかし、寒暖差アレルギーには特定の原因物質が無く、

根本的な治療薬というものがありません。

 

 

女性や高齢者に多く、

もともと体質的に冷え性(特に手足の)で、

急激な寒暖差に対応出来ない為に起こる

自律神経症状の一つとして発症します。

 
その為に、寒暖差アレルギーの場合は、

自律神経を調えることが一番の対策だと言えます。

 

 

では、その具体的な方法とは?

 

 

次回は、「自律神経を鍛える」です。