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静脈マッサージ

冬の身体の不調、

「冷え」や「むくみ」、「肌の乾燥」は、
静脈の血行の悪さが影響する…

と言われています。

 
身体中の細胞に酸素と栄養を含んだ

血液を届けるのが「動脈」の役割。

 
静脈は、細胞から出た余分な水や

老廃物(尿素や乳酸など)を回収し、

肝臓・腎臓に届け、

解毒・排泄させる働きがあります。

 
その為、静脈の流れが滞ると

余分な水分が細胞間にたまって、むくみとなり、

老廃物が細胞にとどまって、

疲れが取れにくくなったりします。

 
ただ、心臓がポンプ役となって送り出される動脈と違い、

静脈は自ら流れる力を持っていません。

 
「筋肉の動き」がポンプ役になって

静脈を流しているのですが、

筋肉量の少ない女性や、

運動不足や加齢などで筋肉が衰えたり…

でポンプの機能が低下してしまいます。

 
その為に、マッサージや運動などを行い、

意識的に静脈を流す必要があります。

 
また、心臓から遠くなるほど血管は細くなり、

血流は滞りやすくなります。
指先や足先が冷えやすいのは、その為でもあります。

 
冷えやむくみを感じたら、

てっとり早く手足のマッサージを。

 
というわけで、次回からは

特に血流が滞りやすい腕と脚の

静脈マッサージのやり方を紹介してみたいと思います。