日別アーカイブ: 2015年9月17日

内臓を温める。

腰から下が冷える、

深部温度が低いタイプの冷え性の原因としては、

先ずは生活習慣の乱れ、

食生活の偏り等が考えられます。

 
それと同時に、内臓を支持するいわゆる

インナーマッスルの衰え…も無視することは出来ません。

 

 

当ブログの「自覚症状の無い「かくれ冷え」」の中で、

おヘソより上が冷たい…をチェック項目として挙げていました。
本来、胃や肝臓、小腸や大腸の上部といった内臓が

たくさん収納されている上腹部は温かいはずです。
下腹部の方が温かいという場合は、

そこが鬱血しているということです。

 
この状態を改善するために、先ず行うべきことは、

コアのインナーマッスルを鍛えることです。

 
腹横筋や腹斜筋、

骨盤底筋、腸腰筋、脊柱起立筋といった

インナーユニットによって

「腹圧」をしっかりと保持することです。

 
腹圧が上がれば、下腹部に滞っている

血流を押し流すことができるのです。
※インナーユニットの鍛え方は、また後日に。

 

 

また食事の面では、基本
・内臓を冷やすものは出来るだけ控える。
・内臓を温めるものを摂るように心掛ける。
となります。

 

 

ダイエットと称してサラダやスムージーなどを

積極的に取り入れるのは、かえって逆効果です。

 
生野菜のほとんどを占めるのは「水分」。
食べ過ぎは冷えた内臓をますます冷やしてしまいます。

 
同じ野菜なら、温野菜として摂りましょう。
大根、にんじん、ゴボウといった根菜類がお勧めです。

 
冷たい飲み物の摂り過ぎはもちろんNGですが、

特にビールなどのアルコール類は

急激に内臓温度を低下させます。

 
紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶、

シナモンティーなどは身体を温めます。
紅茶や味噌汁に、生姜を入れると尚、ベターです。