日別アーカイブ: 2015年8月27日

胃腸バテ

長い間、暑さに晒されると体力が消耗し

結果、胃腸が機能低下を引き起こします。
胃腸の粘膜が収縮して、血流が滞り、

胃液の分泌も少なくなります。

 
すると、食欲が減退して

さっぱりとしたものしか受けつけなくなってしまいます。

例えば「今日のお昼はそうめんにでもしておこう。」みたいな具合に…。

 

 

とりあえず、お腹の中に入れておく…。
このようなことが重なってくると

栄養バランスが崩れてきて、

しまいには「体調不良」へと繋がってしまいます。
いわゆる「夏やせ」、胃バテの状態ですね。

 

 

しかも、暑い夏の日は

ついつい冷たいモノを口にしてしまいがちです。
というか、火照った身体を冷やす為に

ほぼ自動的?にとってしまう感じです。
これが一層、胃腸の不調に拍車をかけます。

 
特に冷たい飲み物は、

ただでさえ分泌量が減っている胃液を薄めて、

消化能力を極端に低下させる一因となります。

 
食べ物が消化されにくくなれば、

エネルギーの補給も十分でなくなり、

身体はどんどん深刻な状態へと追い込まれてしまいます。

 

 

さまざまな機能低下を引き起こす蓄積型の夏バテ。
長い夏の間に知らないうちに

不調の澱のように溜まっていってしまうのです。

 

 

お盆が終わり、台風が過ぎ去って、

朝晩の気温が少しずつ下がって来るこの時期、

逆に蓄積された夏の疲れが

一気にドッ〜と出て来ることがあります。

 
次回は、その対策について…です。