日別アーカイブ: 2015年5月21日

腸内フローラ②

先週の土曜、日曜(5/16・5/17)にある勉強会の中で、
「腸内フローラ」に関するお話を、

お二人の方から伺う機会にめぐまれました。

 
詳細な内容については、

どちらもきちんと「許可」を頂いていないので、

こちらに記載することは出来ないのですが、

非常に興味深いものでした。

 

 

NHKスペシャルでは、

肥満を例に動物実験を紹介していました。

 
実験用のマウスに、

肥満した人間の腸内細菌を移植すると、そのマウスは肥満し、

逆に痩せている人の細菌を移植すれば、マウスも痩せてしまいます。

 

 

身体だけではありません。
性格にも影響します。

 

 

臆病で活動的とは言えないマウスと、

好奇心旺盛で活発なマウス、

それぞれのマウスの腸内細菌を入れ替えると、

性格が全く逆のものになる…というのです。

 

 

そうなると、なんだか人間は腸内細菌に操られている?

腸内細菌によって生かされている?
そんな感じさえします。

 

 

美容も、健康も、性格さえもが、「腸内細菌」しだい。
だとしたら、健康な人の腸内細菌を移植すれば、

同じように健康になるんじゃないの?

 

 

はい、その通りです。

番組ではその事例も紹介していました。

 

 

健康な人の糞便を水100ccぐらいで溶かして、

腸内に移植する治療法で、

欧米では既にガイドラインも確立されているそうです。

 

 

糞便移植って⁈
つまりは、「ウンチ」ですよね。
なかなかギョッとする話です。

 

 

まだ日本では研究が始まったばかりで、

よく分かっていないことも多いみたいです。

 

 

まあ、糞便移植は現実難しそうなので、

腸内環境を整えるには、やっぱり「食事」から…ですね。