日別アーカイブ: 2014年12月16日

寒暖差と冷え性

今年は、例年に比べて「手足の冷え」を強く感じる…

という患者さんの声を多く聞きます。

 
12月に入って実際に、気温も下がっているのですが、

この時期としてはかなり厳しい感じがします。

 
急激な気温の低下に身体がついて来れずに起こる、

いわゆる「自律神経の乱れ」が

強い「冷え性」を引き起こしている…と考えられます。

 
つまり、寒暖差による冷え性とも言えると思います。

 
冷え性を一言で言えば、

「身体の体温調整が上手くいかないこと」となります。

 

改善する為には、先ず当然のことながら、

身体を冷やさないこと。

 
その上で、生活のリズムを整えて、

出来るだけ身体を動かすようにすること。

 
そして、ライフスタイルそのものを

見直すことも必要な場合もあります。

 
それというのも、冷え性になりやすいタイプの方…

というのがあるからです。

 
・運動不足である。
・タバコを吸う。
・お酒をよく飲む。
・寝不足なことが多い。
・不規則な生活。
・ストレスや疲労が溜まっている。
・自己流のダイエットを繰り返している。
・偏った食生活。
・冷暖房の効いた室内にいることが多い。
・入浴はシャワーだけのことが多い。
・つい食べ過ぎてしまう。
・冷たい飲み物や食べ物をよく摂る。
・甘い物をよく食べる。
・薄着でいる。
・薬をよく飲む。

 
上記の項目に、当てはまる数が多ければ多いほど、

より「冷え性」のタイプである…と言えます。

 
次回は、そんな冷え性と密接に関連している

自律神経症になりやすい方のタイプについて…です。