日別アーカイブ: 2014年10月28日

じっくり鍛える。

中高年を過ぎてからの筋肉を鍛える目的は、

ずばり「健康」になる為…です。

 
筋肉を鍛えることによって
・姿勢が良くなる。
・血行が良くなる。
・代謝が良くなる。

 
そして、正しい姿勢を取ることによって

内臓下垂が改善されたり、

関節にかかる負担が軽減されたりします。

 
関節の柔軟性が増して、

自分のイメージしている動きが、取りやすくなります。
自分では上がっている積もりの足が、

何でも無い処でつまづいて
転けてしまう…なんて事が無くなります。

 
そう、目指すは「使える筋肉」です。

 
何もこの年齢になって、

ゴリゴリに筋肉を鍛えて、オリンピックを目指したり、

ボディビルダーのようなムキムキな肉体に

改造しようという訳では無いはず…です。
(もし、そっち系ならそれなりの方法はありますが…。)

 
基本は、普段の日常生活を快適に過ごすことが出来る事…。
が目標というか、目的になります。

 
その為には先ず、毎日無理無く続けられること。
そして、ケガや故障しないこと。
この2点が、中高年からの筋肉の鍛え方の重要なポイントになります。

 
そこで、筋トレをする際のポイントは、

「動きのスピード」です。
速いスピードの動きには、

速筋が反応してしまいます。
出来るだけゆっくり行うことで、

遅筋に効果的な刺激を与えること…。
これが重要なポイントとなります。

 
その為にマシーンを使ったトレーニングは行ないません。

マシーントレーニングでは主に速筋が動員される為に、

筋肉が故障する可能性

(腰を痛めたり、膝を悪くしたり)が高くなるのです。

 
先ずは、じっくりゆっくり鍛えて行きましょう。

 
※次回からは、

正しく立ったり歩いたりするために必要な筋肉に

焦点を当てて鍛えるプログラムを書いていきます。