日別アーカイブ: 2014年9月10日

設定する。

私たちは、いろいろな事を「思い浮かべる」ことが出来ます。

大好きな人の事や、旅先の美しい風景や、

この前食べた美味しい料理や、

これから出かけるお店のことや、お気に入りの洋服など…。

 
どれもありありと、色や形や匂いや手触りや、

その時の感動や感情も含めて。

 
心がわくわくとするものばかりでは、ありません。
嫌な思い出、辛かった出来事、

事故やケガなどの痛みや恐怖感…。

 
現実に今、目の前に有るわけでは無いし、

実際に起きているわけでも無いのに。

 

 
常人には分からない、見えないものを感じる能力。
前回お話しした「共感覚」の持ち主というのは、

「無意識」で常に一定してその感覚が現れます。
つまり、彼らにとってそれが「普通」なのです。

 

 

医学的には、脳の疾患だと言われたり、

スピリチュアル的には、神様からの賜り物ととらえ、

もともと、人間には誰にでも備わっていた普通の能力だ、

と言う学者さんもいます。

 

 

 

でも、そんな能力を持ち合わせていない私たちでも、

ある条件が揃えば、「共感覚」と同じような感覚を得ることが、

時にはあります。

 

 

その条件とは…。
「記憶」と「情動」と「5感」
そして、「錯覚」と「情報の書き換え」です。

 

 
昔よく聞いていた音楽が、

ふとラジオから流れてきて(例えがちょっと古い)、

その時付き合っていた彼女のことや、

ドライブした海辺の風景、光や風や匂い、

その時の切なかった気持ち。

そんなものが、一瞬で蘇ったりする。

 

 

そんな経験ってありませんか?(その「経験」そのものが無い…?)。

 
これなんかは、まさしく「共感覚」そのものです。
音を聞いて、色や匂いや触覚を感じる。

 
最初に書いた事柄も含めて、共通するのは、

そこに「感情」「思考」が作用しているということです。

 

 

「無意識」に感じる能力が無いんだったら、

「脳の働き」を上手に利用して、

そして思いっきり意識して(イメージして)

その感覚を作り出してやろうじゃないか!

 
そして、この鈍感なエネルギー感覚を磨いてやろう‼

 

 

という訳で、その方法が「設定する。」です。

 
具体的には、次回。