日別アーカイブ: 2014年9月6日

第6感?

見えないものが見える。
そこに無い存在を感じる。
何かが聞こえる。

 
こういった現象はある種、

選ばれた人だけの特別な能力なのでしょうか?
それとも、幻覚、幻聴といった類いのものでしょうか?
あるいは、単なる思い込みや勘違いかも?
ある意味、どれも間違いではありません。

 
よく、閃きや直感や心の声、

前述のような能力なんかを「第6感」と呼んだりします。

 
5感を超越した感覚、

普通では説明のつかない不思議な出来事…。

のように思われますが、

ほとんどの場合、そんな不思議なものでも無く、

大抵は説明がつきます。

 
見えたり、聞こえたり、感じたり、ふと浮かんだり。
これら全てが、5感を通じての生体反応です。

 
現実には存在しないものを見る。

これは、脳の錯覚が引き起こす現象です。

 
私たちには見えないけれど、

本当は実際に存在しているものを、

ありありと目にしているというのなら、

それは普通に視覚を通した脳の正常な反応です。

 
幻覚であれ、何であれ、

全てが「肉体」を通じて起こる生体反応なのです。

 
風鈴の音を聞いて、実際には吹いていない風を感じる。
その場所に居ないのに、情景がありありと浮かぶ(見える)…。

 
エネルギー(気)感覚なども同じです。
何となく温かい感じがする。

逆に冷たく感じる。ピリピリする。嫌な感じがする。

重量感が有る。大きい、小さい。
丸い感じ、ゴツゴツした感じ、尖った感じ。

 
どれも、実際に目に見える「かたち」として

存在するわけではありません。
でも、「何となく」ですが感じます。

 
これこそが、記憶と情動と5感が結びついて起こる

脳の錯覚であり、それを利用して行われる

情報の書き換えと言えます。

 
そして、これらの感覚を開発する、

或いはアップさせる方法(可能性としての)が…。

 
それは次回に。