日別アーカイブ: 2014年4月28日

体質改善

まずは、体質改善についてです。

が、その前にそもそも、改善すべき体質とは、

一体どんなものなのでしょうか?
アレルギー体質の方を漢方では、

強い「陰性体質」がある。と診ます。

 
陰性体質の方は、色白で冷え性で、睡眠が浅い。

どちらかと言うと「虚弱」なイメージになると思いますが、

実際は表面は陰性でも中心は陽性であったり、

見た目は陽性でも、芯は陰性である。
など、判断は難しい部分があります。

 
これを具体的な血液の成分で見てみると、

「中庸」=(陰陽のバランスが取れた状態)とは、

血液中のナトリウムとカリウムの割合が

1:5〜7の状態である。と判断します。

 
人が生きていく上で欠かせない

主たるミネラルのバランスが取れている状態を中庸。

 

 

これより(1:5〜7)
ナトリウムが多いと「陽性」。
カリウムが多いと「陰性」。との見立てをします。
この基準で食品を見ると、

陰性の代表と言えるのが、「白砂糖」です。

 
アレルギー体質の方が摂りすぎると良くないのが、

甘いもの、冷たいもの、身体を冷やすもの
(ジュース、ケーキなどスイーツや、フルーツ…。)、

刺激物、アルコール類。
それにインスタントや加工食品、添加物などの化学物質。

 
それにコーン油、大豆油、綿実油、ひまわり油などの

リノール酸が多いものは避けた方が良いと思います。

(古い酸化したものが良くない)。

 

 

逆に良い食品として油を選ぶならば、

オリーブ油が最適です。

 

 

その他、体質改善という点では、

味噌、醤油、タクアン、納豆、

ヨーグルトなどの乳酸菌、発酵食品など。

 
あと、免疫の活性化という点から、キノコ類。
ゴマ類や、マグネシウムは副腎の機能をアップし、

ステロイドを分泌させる働きがあります。

 
いずれも短期では無く、長いスパンで考える必要があります。

 
あと、アレルギー症状を「抑える」食品については、次回。