日別アーカイブ: 2014年4月14日

エネ交換のすすめ

<やさしいエネルギーの真名井神社>

 

現象やはたらき≒エネルギー
と言う捉え方は鍼灸(東洋医学)の考え方と共通する部分が有ります。
鍼のツボの並び、流れを経絡と呼ぶのですが、

それが体表上に6×2(陰と陽)=12有ると言われています。
それぞれに肝や、腎などの各臓器の名前が当てはめられています。
その流れは夫々の臓器をまとい、全身へと分布しています。

 

 
例えば、肝経の経絡であれば肝臓をまとっている訳ですが、

肝臓の臓器そのものを表すだけでは無くて、

肝気と言って気(エネルギー)の流れや働きなんかも
ひっくるめて、そう呼ばれています。
肝気が滞っている、流れているとか虚か、実か。
みたいな感覚です。
その為、施術をする際にも気(エネルギー)の流れを感じる必要が生じます。

 

 
では、感覚を養うのにはどうしたら良いのでしょうか?
簡単に言えば、感じようとする事です。
すごく曖昧な表現ですが、これしか有りません。
人間の身体のセンサーは、受信器であると同時に発信器でも有ります。
どういう事かと言えば、何かを感じようと感受性を高めている時は、

知らず知らずに自分からもエネルギーを発信しているのです。

この事から考えると、つまり、感受性を高めようとするのであれば、

出力を上げたほうが良い。と言えます。
出した方が入りやすい。と言う訳です。

 

 

では、どうやって出力を上げるのか?
それは、リラックスして開放する事です。
そうすると、出やすいし、感じやすいのです。
いわば、エネルギーの受け渡し、エネルギー交換と言えるかも知れません。

 

 
エネルギー交換と言うと難しい事のように感じますが、

自然の中では、森林の木と人間とは、空気中の酸素と二酸化炭素を交換していますし、

滝場に行けば、+とーのイオン交換を行っています。
これも立派なエネルギー交換ですよね。
リラックスした状態で、無意識にふと感じること。
ああ、気持ち良いなぁ。
温かいなぁ。
自分と相手の差、違い。

 

 
エネルギー(気)交換を通して何かを感じる事を

「気づき」と呼ぶのかもしれません。