日別アーカイブ: 2014年4月4日

芦屋さくら祭り

商店会からお花を頂きました。
毎年、芦屋川沿いで催される「芦屋さくら祭り」に合わせて
えきにし商店街の各店舗に配られたものです。
ピンク色の花が、昨年のもの(一年経ってまた咲きました。)、

白い方が、先月末に頂いた胡蝶蘭です。

 
と言うことで、芦屋市主催行事のお知らせです。

今日5日と明日6日に今年も予定通りにさくら祭りが開催されます。

 
今週、一気に満開を迎えた桜の花も、昨日来の「花散らしの雨」ならぬ、

風で一面の「花吹雪」に。
川面に舞い散り、流れるさまは、まるで「花筏(はないかだ)」。
趣があります。
今日、明日は「花冷え」で少々
気温が下がる様ですが、桜の花はまだまだ見頃です。
市民参加の露店や、ステージなど盛りだくさんです。
患者さんでも、バザーや食べ物屋さんでの出店や、

ダンスや楽器演奏での出演を予定されている方が居られます。

私も施術が終了しだい、立ち寄ってみたいと思います。

 

芦屋さくら祭りに是非お越しください。

両日ともにお天気が心配ですが、お出かけには

雨具と上着をお忘れなく。

JRなら、えきにし商店街を通って真っすぐ西に、

阪急なら、すぐ南に、

阪神からも、すべて徒歩圏内です。

 

思いは、必ず通じる。

20年以上前の話です。
現在の杏林堂鍼灸整骨院を開業する以前、

神戸のある治療所で勤務していました。
その時は、既に結婚して長男も誕生していました。
仕事をして、勉強もしてという生活でしたし、

もともときっちりと計画を立てて予定通りに進めて行くタイプの性格だったので、

子供が生まれた事によって生じる
予期せぬ出来事や、雑事に、ペースが乱されっ放しでした。
思い通りに行かず、イライラしてばかり。
何とか、一人になって自分の時間が欲しい。と何度も思いました。
そこで、私の師匠でもある院長先生に相談する事にしました。

 
院長には、子供さんが6人居られたのです。
私の場合は、一人でも音を上げているのに、

6人もの子供さんと、どうされているのだろう?
イライラしたり、私みたいに一人になりたい。なんて考えたり
しないのだろうか?と。

 
私の問いに師匠は、こう答えました。
「思いは、必ず通じる。だから
僕は、口が裂けても、一人になりたい。とは、絶対に言わない。」
「えっ、それは逆では?」
「最後迄、よく聞きなさい。人間の願いは、いつかは叶えられる。

でも、それは直ぐにでは無い。必ず時間差というものがある。

その思いを忘れた頃、手放した時に思いがけず叶うものなんだよ。
自分が年をとって、身体が不自由になって誰か側にいて欲しいなぁと思った時になって、

天はその思いをようやく叶えてくれる。

周りに誰も居なくて一人ぼっちだったとしても、恨んだり、嘆いたりしては
いけないよ。それは、自分自身が強く
願った事が、時間が経って叶えられただけなんだから。

思いは、通じる。
だから僕は、一人になりたいなんて考えたりは、しない。」

 
私は、師匠の言葉に何も答えられませんでした。
人の思いは、必ず天に通じる。
それ故に、何をどのように思うかをしっかりと精査する必要がある。

そして、その事に責任を
持たなければ行けない。と言う事を師匠は、伝えたかったのだと思います。

 

 

それ以来、自身の予定通りに行かず、イライラする様な時も心の中で、

そっとこう呟くようにしています。

「どんな時でも(あんな事やそんな事も)、

君と一緒に時間と空間を共有する事が出来て幸せだよ。ありがとう。」
そう言って、大きく深呼吸してみます。

 
そんな私も、師匠には遠く及ぶませんでしたが、

何時の間にか4人の子供の父親をさせてもらっています。