日別アーカイブ: 2014年2月14日

西医と中医

JR芦屋駅から徒歩2分
杏林堂鍼灸整骨院の院長ブログです。
家族と共に来日されていた王先生は、

日本の大学に入学された娘さんの卒業を待って帰国され、

上海の大学に復職し、また以前の様にご活躍されているそうです。

 

王先生から伺った話では

 

中国の場合、
西洋医学のお医者さんを西医、
伝統的な療法を行うお医者さんを中医と言い、

それぞれに認められた存在で、

患者さんはどちらかの治療法を選ぶ事が出来るそうです。

 

もちろん、併用する事も可能です。

 

症状によって、この場合は西医にこちらは、中医に。
また、西医に見て貰いながら漢方薬も処方して貰う。

と言う具合です。

 

非常に合理的ですね。

 

ただ、お国柄と言うべきか、
何事も大陸的というのか
全てにおおらかで
治療の際には、
先生の前であっても、結構大胆に服を脱いで、

診察台の上に
横たわる方も多いのだそうです。
先生を信頼して、全てをゆだねる…。
という事だと思いますが。

 

また漢方薬などは、入院中の患者さんに出される場合、

毎朝
一日分として、大きなヤカンでどーんと
持ってこられるそうです。

 

鍼についてはご存じの通り、いわゆる中国鍼と言うもので、

長いし、太さも結構あります。
体格や、感受性の違いも影響しているのかもしれません。

 

鍼先の研磨も割とランダムで、

日本人の我々には、ちょっと厳しいかな?
と感じる時も正直あります。

 

その点、
日本や韓国では?
それは、また次回に。