自律神経とホルモンバランス

Share on Facebook

お天気の変化、つまり気圧の変化を

「内耳」にかかる圧力によって察知すると、

以前述べましたがそれ以外でも、

内耳というものは聴覚はもちろんの事、

平衡感覚や姿勢を維持する上に於いて重要な器官です。

 

 

それ故に、急激な気圧の低下によって体調不良になった時には、

内耳そのものにも何らかのストレスが掛かり、

いわゆる肩こりと同時にめまいや耳鳴りの症状が

発生する場合も考えられます。

 
あと、気圧の変化が自律神経に影響を与えるのは、

男性も女性も同じことなのですが、

女性の場合、男性と違いホルモンバランスの問題があります。

 
男性は思春期以降、

ホルモンの分泌は、ほぼ一定になるのですが、

女性は生理があるため、常に変化しています。

 
そのホルモンの分泌をコントロールしているのが、

「脳の下垂体(かすいたい)」というところですが、

ここは自律神経をコントロールしている

「視床下部(ししょうかぶ)」の支配下にあります。

 
つまり自律神経とホルモンバランスは密接な関係にあります。
ホルモンのバランスが崩れたら、

自律神経にも影響を及ぼす可能性がありますし、

またその逆もあり得ます。

 
その為に、ホルモンの分泌が常に変化に晒される女性の方が、

男性より気圧(気象)の変化に対して影響を受けやすい。

と言えます。

コメントは受け付けていません。