先天の精、後天の精

Share on Facebook

腸の働きは、食べた物を消化、

吸収して便を作るだけでは、ありません。
排便の支配は脳から受けますが、

それ以外の動きは腸が独自に行なっています。
また、さまざまなホルモンが分泌され、

第二の脳と呼ばれるくらい多様な働きを持ちます。
食べた物を消化、吸収して栄養分を全身に供給する腸は、

いわば「健康の源」と言えます。
身体に良いものを摂れば、健康に。
反対に身体に有害なものを吸収してしまったら…。
腸は、「病気の源」となってしまいます。

 

 

東洋医学では、その人の親から受け継いだ、

いわゆる持って生まれた元気の素を「先天の精」と言い、

「腎」(腎臓そのものでは有りません。)に宿る、とされています。
それに対して、生まれてから獲得する元気の素を

「後天の精」と言い、食べ物から補う。
とされています。
つまり、生まれた時には、虚弱であっても、
良い食事を続けていれば、健康になる。
逆に、生まれつき頑健な身体であっても、

悪い食事を続けていれば、病気になってしまう。
と言う訳です。
それほどに、食事は大切だと言う事を表しています。
では、何を食べれば(何が腸に)
良いのでしょうか?

 

それは、また次回に。

コメントは受け付けていません。