今日は、大寒です。

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今日1月21日は、24節気の一つ「大寒」にあたります。
大寒は、読んで字の如く

「冷気が極まって最も寒さがつのる時期」、

簡単に言えば一年中で1番寒い日…。
暦上ではそうなります。

 

 

今年は、実際その通りになりましたね。

 
小寒の1月6日から「寒の入り」で

その真ん中の今日が大寒。

 
この日から15日後が「立春」となり、

春のはじまりが訪れます…ということですが、

今年に限って言えばやっと冬が始まったという感じです。

 

 

寒の内に汲んだ水を「寒の水」と呼び、

水に雑菌が少なく腐りにくいとされています。

 
大寒の時期に、その寒さを利用して

味噌や醤油、日本酒などの仕込みを始めるのですが、

その際に長期保存に向いているとされる寒の水を使います。

 

 

最近では、大寒の日に産み落とされた卵は「寒たまご」と呼び、

風水的には金運をアップさせる効果があるとのこと。
今日、大寒の日には卵を食べましょう…と。
これは何だか、ビジネスの臭いがしないでも無いが…。

 

 

また、この時期必ずと言っていいほど

ニュースで紹介されるのが「寒稽古」。

 
氷点下の気温の中、上半身裸の道着姿や、

ふんどし一枚で川や海に入って気合いを入れる。

 
「寒稽古」「寒中水泳」「寒中みそぎ」。
これらは全て神様に捧げる神事です。

 
極寒に耐えうる強靭な肉体を養うと同時に、

己を限界まで追い込むことで如何なる苦境にも耐えうる

強い精神力も養う為に行っています。

 

 

くれぐれも何の準備も無く、

自分一人で試してみたりしないようにしましょう。
※良い子は真似をしないように。

 
まぁ、この寒さでそんな人はいないでしょうが…。

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