免疫力を上げる「心の習慣」

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精神的ストレスを受けると免疫力は低下しがちです。
というのも、ストレスによって自律神経のうちの

攻撃モードである交感神経が優位になる為です。

 
NK細胞は交感神経が優位になると働きが落ち、

逆にリラックスモードの副交感神経が優位な状態だと

活性化する性質があるのです。

 
「笑う」「楽しむ」「くつろぐ」などは副交感神経を優位にしてくれます。

 
なかでも「笑顔」はNK細胞の活性化を高め、

免疫力をアップさせてガンの発症を遠ざける…という

研究結果が報告されています。

 
「別に面白くも無いのに、笑えない。」
確かにそうなんですが、大笑いは無理でも、クスッとしたり、

なんと作り笑いでも免疫力を上げる効果があると言われています。

 
表情筋の動きに反応しているからだそうです。
毎日、鏡に写してニッコリ笑うことを習慣にされたら如何でしょう。

 
何れにしても、社会生活を送るうえで、

ストレスは避けては通れないもの。
どうせしなければならないことならば、

イヤイヤするのでは無く、前向きに取り組めば、

脳から快楽物質のドーパミンが放出されて、

NK活性が上がります。

 
免疫力を上げるのも、下げるのも要は気の持ちようです。

 
真面目に取り組み過ぎて、完璧を求めると

その思い(重い)に自分自身が潰されてしまいます。
「ほどほど」が1番です。

 
逆に、何事も起こらない、変化の無い日常も

それはそれで、免疫力的には問題アリ…です。

 
たしかにNK細胞はストレスによって活性が低下しますが、

刺激や適度な競争の無い「ぬるま湯」のような状態は、

脳を衰えさせ免疫力を低下させます。

 
新しいことに挑戦したり、

人と接したりする機会を増やすなどして

自分自身に刺激を与えましょう。
NK細胞は、何かに没頭して

何も考えていないときに活性化されています。

 
最後にもう一度書いておきます。
免疫力を上げるも下げるも「気の持ちよう」です。

 
ストレスはためずに、

何事も能動的、主体的な考え方、

「心の習慣」が何より大切です。

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