「便」は身体のお便り。

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今日は、「便」つまりウンチのお話です。

 
このところずっと、腸の働きについて書いてきました。

 
腸内環境を整えることが健康にとって如何に大切か…ということは、

十分理解していることではあるのですが、

実際問題自分の腸が、今どんな状態になっているのか?

自分自身で、腸の内部を覗いて、

見て確かめることは不可能なことです。

 
そこで、腸の状態を知る上で大切なのは、

毎日トイレで出している「便」を観察すること…です。

 
そう、「便」は腸内環境を知らせる

身体からの「お便り」というわけです。

 
そのお便りは文字で書かれているわけでは無いので、

その状態から察するしかないのですが…。

 

 

健康な便は、80%が水分で残りの20%が固形成分です。
そして、その固形成分のうちの約3分の1は食べカスで、

あとの3分の2が生きた腸内細菌と

腸壁から剥がれ落ちた粘膜などからなります。

 
便の状態…というお話ですから

先ずは、便が出ていることが必須条件になるのですが、

現実は便秘ぎみ…という方が、割合的に非常に多いです。

 
ある調査によると、30代、40代の女性の過半数が

「自分は便秘体質だと思う。」と答えているそうです。

 
具体的には、その排便回数は2~3日に1回の方が約35%、

4〜6日に1回の方が約7%。
中には下剤を使って、土、日曜でまとめて出す…という方も。

 

 

排便は毎日あるのが、とりあえずの基本。

 
便秘体質の解消法については、

また別の機会に書いていこうと思いますが、

今回はひとまず排便があるということを前提に、
腸内環境にとって理想的な「便」の条件について書いていきます。

 

 

続きます。

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