根本療法?

Share on Facebook

症状を抑えること、症状の原因となる物質

(細菌やアレルゲンなど)に対処し、抑制する…ことは、

実際に必要な処置であり、

非常に重要でかつ、有効な治療法です。

 
しかし、「根本療法」ということになると、話は別です。

 

 

根本的に症状を改善される為には、

その方の食生活や生活習慣、生活環境、考え方などの

「ライフスタイルの見直し」も含め、

再び症状が発症しない身体づくり、

つまり「体質改善」といったものも必要となってくるからです。

 

 

「アレルギーマーチ」という言葉をご存知でしょうか?

 
アレルギーの症状が、

年齢とともに変化していくことを指します。

 
その様子が、アレルギーが行進している様に変わっていくので、

「アレルギーマーチ」と呼ばれています。

 

 

例えば、乳児から幼児にかけて

アトピー性皮膚炎の症状が出たとします。
すると、小学校に入るころには気管支喘息が発症し、

さらに思春期が過ぎるころには、

花粉症になるといった具合です。

 

 

アトピー性皮膚炎には、内服薬を飲み、塗り薬を塗り、

また喘息には、吸入や飲み薬を、

花粉症には○○を…。といった具合に、
それぞれの症状に対する治療を処方して貰って、

その時々の症状を抑える為の治療を行っています。

 
しかし、実際にはアレルギー疾患の免疫反応は、

ただ一つだけなのです。

 
根本的には、「アレルギー体質」を改善しなければ、

治癒したとは言えないのです。

 

 

続きます。

コメントは受け付けていません。