陽(ひ)にあてる

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健康な生活を送るために、

直接太陽の光を浴びることも必要ですが、

たっぷりとお陽さまにあたった食材を選んで、

食卓に上げることも大切なことです。

 

 

体質改善に3つの「ひ」。
2つ目の「ひ」は、「陽(ひ)」。

 
つまり、太陽の光にあたった食材を食べましょう…

ということになんですが、

何も真っ赤に色づいたトマトや、
「太陽の果実」マンゴーやキウイを食べると良いですよ…

というわけでは、ありません。

 

 

この場合の「陽」は、天日干しした食材、

いわゆる「乾物」全般のことを指します。

 

 

保存食として重宝される「乾物」ですが、

その保存性もさることながら、

栄養価に於いても「生食」よりも高いものがあります。

 
天日干しすることによる殺菌、消毒効果が期待出来ますし、

何よりも香りや旨みといった「風味」が増します。

 
余分な水分がとんで、

ビタミン、カルシウム、鉄分といったミネラルや

食物繊維などの栄養素が、ギュッと濃縮されます。

 

 

例えば「干し椎茸」は、日光にあたることによって、

ビタミンDが生の椎茸の約10倍になりますし、

食物繊維が豊富な大根は、

「切り干し大根」にすることにより、容量(かさ)が格段に減り、

多くの量が食べられることが出来て、

便秘などにより効果があります。

 
また、凍り豆腐や凍み豆腐とも言われる「高野豆腐」、

「干し柿、干しぶどう」、「ドライフルーツ」などもそうです。

 

 

野菜、豆類、果実以外でも、

「昆布」、「ヒジキ」、「海苔」、

「煮干し」、「スルメ」などが挙げられます。

 

 

しかし、いずれの食品(乾物)も、温風や熱処理で、

ただ水分をとばして乾燥させるだけ…

では意味がありません。

 

 

体質改善の為には、

食材を陽(ひ)にあてる=「天日干し」することによって、

お陽さまの恩恵を身体に取り入れること…が

最も重要なポイントとなります。

 

 

次回は3つ目の「ひ」、「日」をかさねる…です。

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